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アンブレラマスターよもやまばなし~マニアック編その1『傘の試験編⑤』

みなさん、こんにちは!

アンブレラマスターの横井です。


今週も引き続き 『傘の品質試験』のちょっとマニアックな
試験内容をお知らせいたしていきます。


今回お届けするのは‥『強度試験』の中でも『手元色落ち基準』についてです!


試験方法
4-4、手元(手元色落ち基準)
1、
(1)手元を固定し、手元の表面に乾燥した白綿布をかぶせて、9.8Nの荷重を加え、手元の直線部
   または摩擦試験可能個所の表面を10往復します。
(2)手元を固定し、手元の表面に湿潤状態の白綿布(蒸留水でぬらして約100%湿潤状態と
   したもの)をかぶせて、9.8Nの荷重を加え、手元の直線部または摩擦試験可能個所の表面を
   10往復摩擦します。
(1)(2)とも摩擦用白綿布の大きさは、約3cm x 3cm とします。
2、
乾燥した用白綿布製の手袋を片手にはめて、傘の手元を持ち、止めヒモを外した状態で
傘の開閉操作を1分間に6回の速度で100回行います。
折りたたみ傘につきましては、中棒を伸ばした状態で開閉操作を行います。

摩擦用白綿布の着色、白色綿布製手袋の判定は、JIS染色堅ろう度試験、
汚色用グレースケール4級以上となっています。


今回はここまでです!
まだまだ『強度試験』については続きますよ~
次回は、『傘の生地 および 縫製』についてです。

それではまた‥


横井



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