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アンブレラマスターよもやまばなし~マニアック編その1『傘の試験編④』

みなさん、こんにちは!
アンブレラマスターの横井です。


 『傘の品質試験』のちょっとマニアックな試験内容をお知らせいたしております。
なんとなんと意外にも反響が大きかったので、調子着いて引き続きお知らせしていきますね!

今回からお届けするのは

『強度試験』の中でも『中棒と手元 または飾り手元の取り付け強度』

についてをお知らせします!

試験方法
4-2、中棒と手元、または飾り手元の取付強度
中棒と手元、または飾り手元の取付強度の試験は、
手元または飾り手元の抜け方向に下記の静荷重を加えます。
1分間保持したあと、中棒、手元または飾り手元の
亀裂、緩み、抜けなどの異常の有無を調べます。

(1)長傘
(a)手開き式 540N
(b)ジャンプ式 600N

(2)折りたたみ傘
(a)手開き式 350N
(b)ジャンプ式 600N

(3)飾り手元の傘の場合、200Nとします。

4-3、傘の骨の強度
傘を開いた状態で中棒を水平にして、手元および石突を固定し、
傘の内側の方向に 親骨または先親骨の先端部に
下記の荷重を加えます。
1分間保持したあと、骨の各部に 亀裂、変形、破損、破断などの
異常の有無を目視によって調べます。
加える荷重は下記のとおりとしています。( )内は慣用単位による数値です。

(1)長傘 8N(約0.8kgf)

(2)折りたたみ傘
(a)親骨が2本に折れるもの 7N(約0.7kgf)
(b)親骨が3本以上に折れるもの 6N(約0.6kgf)

マニアック試験編『中棒と手元の取付強度 参考図』.pdf





今回はここまでです!
次回も引き続きいきますね~!


横井




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